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自習室

こもります

たき火

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たき火に惚れた

Unity や openFrameworks でたびたびパーティクルを飛ばしたり光る表現をしたりしているけど、

結局は現実の圧勝



そもそも、たき火をつくるのはそんなに簡単ではない

ようやくついた火に少しずつ薪を足して守る

代わる代わる人がやってきて、火に照らされた顔を見たり、火を見たりしながらゆっくりと語る

火がパチパチと音を立て、温かくて、別に話すことがなくても時間が気持ちよく流れていく

子供が枯れ葉を投げ込んで火が大きくなるのに、きゃーきゃー言っている



たき火の熱は服を通り越して直接肌を焼いてくるような感覚がある

冷たい外気と熱い炎のダイナミックレンジ

パチパチという音は、脚色無く現実の音として鳴り、冷たい空気を揺らして直接耳に届く

赤や青の炎のダイナミックレンジ

白飛びした赤から、透明の青

うちわで扇ぐと、遅延無くゆらゆらと反応する光と熱と音

コンピュータでは当分表現できないというか

「ディスプレイ」という概念の無力さを思い知る

見上げると、月と星空

人の目と耳と肌の能力との華麗すぎるコラボレーション



たき火は身に危険を及ぼしうるが、

使いこなすことで、身を守る道具ともなる

食事を作ることも出来る

あかりのおかげで夜も活動できる

熱のおかげで冬を越すことが出来る

危険を管理することで便益を手に入れてきたことを実感する

穏やかで、当たり前すぎるのだけど、

人の能力を高めるもっとも基本的な要素のひとつであることを確認する



6歳の女の子が「たき火は消える直前も良かった」と言った

食事をし、暖を取り、仲間と語り合い、そしてこれから寝る

目に焼きついた光と体に残る暖かさ

たき火は人の生を象徴しているような気がした