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こもります

ドイツ旅行記 - 予約・行程・経費 編

彼女さんと7泊9日でドイツ旅行に行ってきました。
今回の旅は、すべての航空券チケット、宿、行き先での観光を自分たちでアレンジする、というのが目的の一つでした。日本でやってるようにドイツでやっていけるのか、というチャレンジ。おもな情報源は「地球の歩き方ドイツ」 書籍の方。事前に行った予約と、実際の行程と諸経費についてまとめておきたいと思います。
記載の時間はすべて現地時間です。

旅行概要

8/4 夕方 成田発、上海乗り換え 8/5 早朝 フランクフルト着
8/5,6 フランクフルト
8/7,8 ベルリン
8/9,10 ミュンヘン
8/11 昼 ミュンヘン発、北京乗り換え 8/12正午 羽田着

国内で事前に飛行機・宿・高速鉄道の予約、保険等で払っていたのが\180,000-ほど。
ライン川下りの代金や、細かい移動費、食事費用がこれに加わって、総費用はおよそ\210,000- くらいになっていると思います。(未確認)

飛行機便

往路
8/4 17:30 → 8/4 19:30 成田 → 上海 CHINA EASTERN
8/4 23:55 → 8/5 06:00 上海 → Frankfurt CHINA EASTERN
復路
8/11 14:15 → 8/12 06:15 Munich → 北京 AIR CHINA
8/12 08:30 → 8/12 12:50 北京 → 羽田 AIR CHINA

ab-roadで見つけたフレックスインターナショナルという会社を利用して予約。
往復4便計で \135,900-


いまCHINA EASTERNのサイトでチケットを検索してみたところ、
8/20 の成田→Frankfurt 便が \72,500-
おなじくAIR CHINAのサイトで検索してみて
8/31 の 羽田 → Munich 便が \78,120-
と、合計 \150,620- だったのでまぁがんばったかな。
ただし、行き帰りFrankfurt着発でCHINAEASTERNを使えば、帰りは\36,300- と検索結果が出ているので、これが選べたらさらに安かった。
チケットは1年後のものまで予約できるようだし、次からは航空会社のチケット予約も直接当たってみよう。


DB Bahn のサイトが便利。

こちら。 ICEなど長距離鉄道は予約可能。S-bahn, U-bahnといった主要鉄道だけでなく、たとえばライン川クルーズの乗り場までとか、ノイシュバンシュタイン城のチケットセンターまでのバスとか、そういった地方交通まですべて検索可能。移動についてはほぼこのサイトだけで大丈夫。

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8/ 5 フランクフルト

空港からホテルまで
Frankfurt am Main Flughafen → Frankfurt Hauptbahnhof

(フランクフルト空港駅 → フランクフルト中央駅)
地下鉄で3駅。 S8とS9 が通る。
ホームがいくつかあって、同じ路線が同じホームに来るとは限らないので、ちゃんと掲示板を見ること。

ホテル(予約はすべて hotels.com を介して行いました)

2泊 2名ダブルルームで、 \9,360-
駅近い。 冷蔵庫なし。 空調効かない。 フロントのお兄さんはいい人。
朝に着いたので、荷物を預けて市内観光

8/ 5 フランクフルト市内観光

市内移動は全部徒歩。地下鉄もトラムもございますが。

  • (名所) Main Tower
  • (お店) Manufactum (日曜閉店)
  • (お店) My Zeil (日曜閉店)
  • (食事) Zum Schwarzen Sterm ソーセージとハムとザワークラフトとビール。
  • (ミュージアム) Deutsches Architektur Museum ドイツ建築博物館
  • (イベント) 川沿いのお祭り
  • (名所) Dom 大聖堂
  • (食事) 川沿いのお祭り

8/ 6 フランクフルト、ライン川下り

往路鉄道
6:53 → 8:06 Frankfurt Hauptbahnhof → R〓desheim

値段失念。 近距離移動に該当するのでオンライン予約はできない。

KD Rhine Cruise
9:15 → 11:50 R〓desheim → Boppard

23.8 EUR
チケットは当日、R〓desheim のチケット売り場で購入。予約は団体でないとできない。
本数が多くはないので、サイトでスケジュールを確認して行きましょう。
Braubach までいくつもりだったけど、満喫したので途中下船(笑)
(なので、実は34EURの方のチケットを買っています)

復路鉄道
13:21 → 14:49 Boppard → Frankfurt Hbf

20.6 EUR

8/ 6 フランクフルト観光
  • (お店) Manufactum 再訪
  • (お店) Galeria Kaufhof いわゆるデパート。
  • (お店) CAIRO Designstore おしゃれ家具屋さん
  • (お店) LOREY おしゃれキッチン用品店。
  • (食事) Zum Storch 肉とビール。

8/ 7 ベルリン

フランクフルトからベルリンへICEで移動
7:13 → 11:25 Frankfurt hbf → Berlin Hbf ICE(高速鉄道)

2名137.0 EUR
2ヶ月前から予約可能だったので 6/17 時点でインターネット予約、購入済み。席も指定。
当日は、出発後回ってくる車掌さん?に、予約時に発行されるonline ticketを見せればOK
カッチンと印を押されるので、印刷物を用意。

ベルリン市内の移動は、Berlin Welcome Card を利用。

範囲内のS-Bahn, U-Bahn, BVG(市内バス)が乗り放題+市内名所(ガイドに載ってそうなところはすべて!)の入場料が25%~50%の割引を受けられる。
ABエリア(市内全域、テーゲル空港)の48時間券が17.9 EUR
Berlin Hbf の S-Bahn乗り場近くのInfoで購入できました。
S,Uの電車はガイド本の地図に必ず載ってるけど、バスの路線は、BVGのサイトでも非常に読みにくいのでがんばって。Berlin Welcome Cardを買うときにもらえる地図には、バスも含めて全路線が書いてあるので重宝した。

ホテル(同じくhotels.comで予約)

2泊 2名ダブルルームで、\14,102-
ちょっと良いところにしてみた。おしゃれルーム。隣が工事中だったけどすっごい静か。

8/7 ベルリン観光
  • (ミュージアム) Deutsches Technikmuseum Berlin ドイツ技術博物館。
  • (名所) POTSDAMER PLATZ ポツダム広場まで散策
  • (名所) SONY CENTER ソニーセンター見物
  • (名所) ユダヤ人犠牲者記念館のコンクリ柱群
  • (名所) ブランデンブルグ門
  • (食事) Restauration Tucholsky (S-Bahn Brandengurger→Oranienburger Str.)

8/ 8 ベルリン

ベルリン観光

なれてきたので、S,U,バスをうまく組み合わせて。

  • (名所) Fernseturm TV Tower
  • (お店) Hackesche Hofe (カルチャーコンプレックス、お土産に良さそうなお店の集まり) ※ 東ドイツの人気者、信号機マークのAmpelman グッズショップもここに。
  • (お店) Sushi Circle Rosenthaler Platz ドイツの寿司を食らってみんとす
  • (名所) ドイツ連邦議会議事堂 - 入場制限をしており、入らず。
  • (ミュージアム) BAUHAUS Archive
  • (ミュージアム) Judisches Museum ユダヤ博物館
  • (食事) SHEZAN ホテル近くのインド料理屋

8/ 9 ベルリン、ミュンヘン

ベルリン観光
  • (ミュージアム) Deutsches Technikmuseum Berlin ドイツ技術博物館 再訪。
空港まで

ドイツ技術博物館のある Gleisdreieck → Berlin Hbf が地味に面倒で、電車二度乗り換え。
ベルリン中央駅からテーゲル空港まではバス一本で楽ちん。

Berlin Hbf → TXL (Tegel Flughafen) TXL印のバス

ここまで、Berlin Welcome Card の範囲内。

ベルリンからミュンヘンへ空路
14:50 → 16:00 Berlin → Munich air berlin

2名 180.38 EUR (安い!)
air berlinは向こうのLCC。ウェブサイトの挑発的なお姉さんが印象的。こちらも6/16に予約、購入済み。オンラインチェックインはフライトの30時間前から2時間前まで可能なので、この間にair berlinのサイトにアクセスしてチェックイン作業をおこなう。発行されるチケットはPDFでダウンロードできる。または、メールでバーコードを送ってきてくれるので、そのバーコードを空港のチェックインカウンターで見せればOK.

8/9ミュンヘン

ミュンヘン空港 → Munich Hbf S8 or S1

早く来た方に乗れば良いと思われる。 10EUR

ホテル

2泊2名、ツインルーム(ダブルで予約したけど) \14,658-
ちょっと高い。hotels.com で検索するとずっと郊外のホテルばかり出てきたので、中心街でこの価格ならまぁまぁなのかな。

ミュンヘン観光

ミュンヘン市内の移動は1日乗車券を買おうかと思ったけど、微妙にペイしそうになかったので都度チケットを買うことに。U-Bahnでの4駅以内の近距離移動は1.2EUR

  • (ミュージアム) Pinakothek der Moderne モダン・ピナコテーク
  • (名所) 英国庭園
  • (食事) Chinesischer Turn のビアガーデン

8/10 ノイシュバンシュタイン城ミュンヘン

ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城までの行き方
8:51 → 10:55 Munich → Buchloe → Fussen

24.0EUR 当日購入。 出発後、車掌さんがチェックに来ます。
DBサイトでの検索によれば乗り換えはKaufbeuren ですればいいはずだったけど、ほかの乗客がみな一つ前のBuchloeで乗り換えちゃったので我々も流れに乗って乗り換えました。(たぶん併走してただけ)
FussenからはHohenschwangau info centerまでバスが出ています。10分。往復4.0EURを、はじめに乗る際に購入。

ノイシュバンシュタイン城についての注意

前日17時までにウェブ予約すべし。当日チケット購入の列が大変なことになってました。チケットを予約してた人の発券の列は別になっています。
予約代として3.6EUR。Hohenschwangau と Neuschwanstein セットで時間予約できます。(バラでもできる)
Fussenにつく電車の時間、FussenからHohenschwangau近くのinfo centerまでのバスの時間を加味して予約しましょう。ツアーの1時間前に、チケットセンターでチケットを受け取らなければなりません。
HohenschwangauとNeuschwanstein のツアー二本セット(King's Ticket)で23 EUR

ツアーの予約がちょっと難しい。

ウェブサイトで12:00以降のツアーとして申し込んだら、サイトからの返信で、12:15からのツアーを予約しました、ときた。
電車のFussen到着が10:55で、FussenからHohenschwangau info center へのバスが11:05 → 11:15 。この時点で遅刻確定。(しかしこれに間に合わせるために電車を早めると、1時間前になってしまうので、チケットセンターが許してくれることを期待して!) 結局チケットセンター窓口に着いたのは21分だったけど、ちゃんと予約通り発券してくれました。

予約の時点で、12:30以降のツアー、としていれば良かったのですけど(^_^;

ノイシュバンシュタイン城からの帰り
17:05 → 19:17 Fussen → Munich Hbf

24.0EUR 当日購入
問題は、Hohenschwangau info centerからFussenまで戻るバスの時間。意外と本数が少ないので、事前に調べておいた方が良いでしょう。

8/10 ミュンヘン観光
  • (食事) Donisl 市庁舎前の広場で優雅にビール。

8/11 ミュンヘン

ミュンヘン観光(午前いっぱい)
  • (お店) ビール雑貨のお店
  • (お店) Kaut Bullinger 文房具や
  • (食事) Zum Spockmeier 朝から白ソーセージ とビール。 白ソーセージは二本セットで2.4EUR
  • (お店) Alois Dallmayr 高級デリカテッセン
空港へ
OstBahnhof → Flughafen Munich S8

(地下鉄の改装工事をやっていて、中央駅から乗れなかった!) 慌てて作業員の方に事情を聞いて、別の駅から空港まで行くことに成功。焦った(^_^;

帰路

ミュンヘン空港→北京経由→羽田

時間、チケット代等についてははじめに書いたとおり。

感想

ドイツの鉄道の乗り方は非常にてけとーで心配になる。改札がない。チケットを買って打刻機で自分で打刻して、勝手に乗って、勝手に降りる。市内での移動では一度もチケットをチェックされなかったので、正しく乗れていたのかは不明なまま。(けどちゃんとチケットを買いましょう!違反したら罰金とるよ、というポスターがあちこちに貼ってありました。)
鉄道の張り巡らされ方、駅の所在、電車の来る頻度など、東京のそれに近いものがあったので特に困ることなく利用できました。DBのサイトの便利さはすごい!鉄道のチケットは、予約にしてもその場で買うにしてもすべてクレジットカード払いできるので、ユーロを用意しなくても良いのがとても便利でした。
また、air berlinでの国内移動の安さにもびっくりしました。

食事や観光地については、また別の記事としてまとめようと思います。